川崎市にお住まいで0歳児と同居しているご両親を対象に、麻しん(はしか)の抗体検査またはワクチン接種の費用助成が受けられます。正式名称は「川崎市麻しん対策事業」で、当院は協力医療機関です。お子さまの予防接種・健診と同じ日に、ご両親が受けていただくこともできます。
麻しんは空気感染する、感染力の強い感染症です。麻しんワクチンの定期接種は1歳からのため、0歳の赤ちゃんは定期接種を受けられません(生後6か月から任意接種は可能です)。だからこそ、同居するご家族の免疫が、赤ちゃんを守る大切な備えになります。
対象となる方は?(0歳児と同居しているご両親)
対象は、川崎市に住民登録があり、0歳児と同居しているご両親です。次のすべてに当てはまる方が対象です。
- 0歳児(検査日・接種日に1歳未満)と同居している父または母(別居・単身赴任の方は対象外です)
- 麻しん含有ワクチン(MR・MMR・麻しん単体)の接種歴が1回以下、または不明である
- この事業をこれまで利用したことがない
- 麻しんにかかったことがない
- 麻しんの抗体価が十分であるとわかっていない
助成の内容と費用は?(検査か接種のどちらか一方を1回のみ)
助成は、麻しん抗体検査かワクチン接種の「どちらか一方を1回のみ」です。両方を受けることはできません。
- 麻しん抗体検査(EIA法):無料
- 麻しんを含むワクチンの接種:自己負担3,200円
どちらを選べるかは、これまでの接種歴の確認状況によって変わります。
- 接種歴が不明な方(母子健康手帳などで確認できない方):抗体検査のみを受けられます
- 接種歴が1回以下と確認できる方:抗体検査またはワクチン接種のどちらかを選べます
抗体検査を受けて抗体価が低かった場合、その後のワクチン接種は全額自己負担となります(同一の医療機関で実施します)。選ぶ前にこの点をご確認ください。
当院での受け方は?(予約方法)
ご予約はWEB予約からお願いします。お子さまと同じ日に受けるか、別の日に受けるかで予約方法が異なります。
お子さまの予防接種・健診と同時にご希望の場合
- 追加のご予約は不要です
- お子さまの問診票に「保護者の麻しんワクチン(抗体検査)希望」とご記載ください
別の日にご希望の場合
- 受けられる方(お父さま・お母さま)のお名前でWEB予約をお取りください
- 「予防接種・乳幼児健診」>「予防接種(3歳以上)」を選び、接種希望のワクチンで「麻しん・風しんワクチン」を選択してください
- WEB問診票に、抗体検査とワクチン接種のどちらをご希望かをご記載ください
何を持っていけばいい?(お持ちいただくもの)
当日は次の2点をお持ちください。
- 母子健康手帳(お子さまの分と、受けられる方ご自身の分)
- 住居が確認できる書類(マイナンバーカード、健康保険証など)
ご自身の母子健康手帳は、接種歴の確認に使います。お手元にない場合は接種歴「不明」の扱いとなり、抗体検査のみのご案内となります。
注意点
- 妊娠中の方は接種を受けられません
- 接種を受ける場合、接種前1か月から接種後2か月までは避妊が必要です
- 授乳中の方は接種を受けられます
- 実施期間は令和8年7月1日から令和9年3月31日までです
- お子さまが1歳の誕生日を迎えると対象外となりますので、時期にご注意ください
よくあるご質問
Q. 抗体検査で抗体が低かった場合、3,200円でワクチンを接種できますか?
いいえ、その場合の接種は全額自己負担となります。助成は抗体検査かワクチン接種のどちらか一方を1回のみ利用できる仕組みのため、検査を利用した方が続けて助成価格で接種することはできません。抗体検査を受けた同じ医療機関で接種します。
Q. 祖父母も対象になりますか?
いいえ、対象は0歳児と同居しているご両親です。同居されていても、祖父母の方は対象に含まれません。
Q. 授乳中ですが、接種を受けられますか?
はい、授乳中の方は接種を受けられます。一方で、妊娠中の方は接種を受けられません。
Q. 自分の接種歴がわからないのですが、受けられますか?
はい、接種歴が不明な方も対象です。ただしその場合は抗体検査のみのご案内となり、同じ機会にワクチン接種を選ぶことはできません。母子健康手帳などで接種歴が1回以下と確認できる方は、検査と接種のどちらかを選べます。
川崎市の公式ページ
事業の詳しい内容や最新の情報は、川崎市の公式ページをご確認ください。
川崎市麻しん対策事業(川崎市ホームページ)
⇒ 「川崎市麻しん対策事業(川崎市ホームページ)」
わからないことがあれば、当院までお気軽にご相談ください。
最終更新日:2026年8月5日




